英会話を習得するためがんばったことは英会話以外のことでも役に立った話

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大学に入って真っ先に向かったのは英会話サークルへの入会だった。 「大学に入ったのだから英語ぐらいはしゃべれるようになりたい!」というのが動機であり、それを生かした職につくことが人生プランだったのだ。 大学の英会話サークルは楽しかった。 週に一度外国人の講師を呼んでおしゃべりしたり、他大学とスピーチやディスカッションをして英会話の能力を上げるだけでなく、サークルとして普通に面白かった。

1年を過ぎたころには頭の中に英語で考える部位ができた感覚になり、授業のノートを英語でとることができるようになった。 外国人としゃべることもまったく怖くない、むしろ自分から突撃してしゃべるようになった。たのしい大学生活が過ぎて、英語に関してはいいレベルまでいけたと思ったが、残念ながら英語を生かした就職はできなかった。普通の会社に営業として入り、それから仕事にまみれた生活をしていたら英語の頭はどっかにいってしまった。

「ああ・・英語でこんなことも表現できたのになあ・・」と懐かしむが、実は英会話サークルで覚えたことは確実に役に立ったのである。 それは英語だけではない、英会話サークルではディベートという論理ゲームを英語でやるイベントがあるのだが、一つのテーマ、たとえばタバコの害とかについて肯定側と否定側に立ち、前もって用意した主張を証拠つきて英語で審査員にしゃべるゲームだ。 簡単に言えば裁判である、論理的に強いほうが勝つ。これは営業の仕事で実に役に立った。相手のあやふやな部分を指摘したり、証拠が弱い部分をやさしくついたり、争点を見失わないように誘導したりすることができるようになっていた。 英語でやっていたことだったので、日本語でやれば簡単だったのだ。 英語をしゃべることはほとんどなくなったが、英会話習得のためにがんばった日々は無駄ではなかった。

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